千葉市はほぼ下総国に属するのですが、私のいるエリアはもともと山辺郡(昭和44年までは山武郡)だったこともあり、上総国なんです。
武蔵国は東京都国分寺市、下総国は千葉県市川市国府台、上総国は千葉県市原市国分寺台・・・と国府や国分寺らしい地名が残ってますよね。
市原歴史博物館(2022年11月開館)
私の家からは自動車で30分程度ですが、今回は公共交通機関で。
外房線から内房線にのりかえ五井駅へ。
五井駅東口に出ると目の前のバス停から「市原歴史博物館」行きのバスに。ICカードで305円ほど。
嫁ぎ先の本家近くの史跡なども展示の中に入っていたりしてましたし、来年度の大学の授業は考古学とか博物館関係を学んでいこうとしてる思ってるので、地元のさまざまな展示に目をキラキラさせておりました。
体験館では子どもたちがはしゃいでいたので、親子連れもおすすめですね。
入館料は大人300円、高校生200円、中学生以下は無料です。
上総国分尼寺跡(国指定史跡)
聖武天皇が全国に国分寺・尼寺を造らせたというのは、みなさん歴史の授業でやったと思います。
国分寺尼寺は国分寺のおまけのように語られやすいのですが、実は今の寺院などより使用人も多く大規模で、しかも上総国のは全国一の規模であったと言われております。
にしても無料の資料館での解説(皆さん見てないですスルーしちゃうみたいですが、私はそういうのが好きで必ず見ちゃうんですけど)がなかなか演出がすごいw
写真は復元した回廊です。国指定では国分尼寺の1/3しかなく、他は住宅地なんですよね。
七重塔は隣接した市原市役所よりも高かったと言われたので、割と大きさを実感できました。