千葉市は千葉氏の歴史を知ると面白い。

千葉氏は、桓武天皇の血を引く関東の一族で、その名前から千葉という地名ができました。
私の住んでいる土気というところにも千葉氏の城があったんですよ。

え、千葉氏って誰?
実は鎌倉幕府の創設に重要な役割を果たしていて、挙兵したばかりの頼朝を支援したのが千葉介常胤。
その人の像なんてのもそこいらへんに出てくるわけですよ。

参考:郷土博物館_千葉氏の歴史

千葉市中央区をブラ隊長。

迷宮千葉駅を出て、今日は地元千葉市中央区を歩きます。

出世弁天

ちょ!千葉市中央区にそんな弁天さんあったかいな!?何て言われそうなほどですが、千葉パルコ裏を歩いてるとこんな赤い鳥居が見えてきますよ。

こんなにいろんな人がブログで書いているんですが、あんがい知られてないのかしら。

この弁財天は昔から小茶菌弁天様と呼ばれ其の霊名は広く傳へられています。
小茶園とは地名です。此所に古刹あり創建は不詳なるも傳へられる処に依ると
弘法大師が巡錫の杖をこの地に留め弁天像を彫りし池畔に未*りと故に此地は
一千有余年前よりの霊地だったのです。それから約三百年程たって源頼朝千葉
常胤の活躍となったのですが源氏再興の祈願はこの弁財天でせう。頼朝は有名
な弁財天信仰者だった。御堂は元朕の戦火で焼失しました然し多くの**が
傳へられているので昭和三十三年有志相図りて再建し神霊を安んしているのです。

お参りをしていたらかわいい弁天様のお使い?がご挨拶してくださいました。

ほら、千葉さんがいらっしゃったw

千葉神社

千葉市で有名な神社といえば、千葉駅に近い登戸神社、もうちょっと東京寄りでは稲毛浅間神社、
そしてその名前の通りの千葉神社です。千葉市近郊でここのお札を貼った車をたくさん見かけます。

公式サイト:千葉神社

主祭神は、北辰妙見尊星王(ほくしんみょうけんそんじょうおう)

北斗星と北斗七星が神様(妙見菩薩様という仏様もあり)という神社です。

千葉氏の家紋は妙見さまの月星紋であります。

千葉神社は妙見さま以外にも多くの神様が!

千葉天神さまは、言わずと知れた学問の神様。

私はやはり芸事の神様でもある弁天さまに。

他にも延寿の井戸や福授の亀岩も。

千葉市中央区役所(さや堂ホール)

旧川崎銀行千葉支店の建物(千葉市指定文化財)を包み込むように中央区役所が建てられています。

参考:千葉市ホームページ「 旧川崎銀行千葉支店本館(市指定文化財)」

千葉市美術館

公式サイト:千葉市美術館

千葉市中央区役所ビルの7・8階が千葉市美術館です(この後改装されてフロアが変わっています)

今日は初期浮世絵展に来ました。有名な浮世絵師の展示はどこでもあるけれど、
房州保田の菱川師宣など初期の頃のをこれだけ集めてあるとすごいなぁ。

紅絵、紅摺絵は、浮世絵の初期には多かったですねぇ。
浮世絵の初期は墨絵だけで紅を筆で書き足す「紅絵」が多く、その後紅の版が別になって紅摺絵になり、その後多くの色の版木が掘られるようになるんですよ。

展示には肉筆浮世絵も多かったです。

千葉市美術館は小さな美術館ですが、収蔵品をはじめ格安で素晴らしい展示が見られる機会がとても多いので、オススメですよ。あと、ここのミュージアムショップは、海外へのお土産にしてもいいような素敵なものも多いんですよ。マジマジ。

自分のお土産はあかしやさんの筆ペンにしました。

本日使ったお金。

  • 交通費 640円(往復)
  • まねきねこみくじ 200円
  • 美術館企画展チケット 1,200円
  • あかしや竹製筆ペン 2,300円

合計 4,340円でした。